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クライミング金メダル候補の安楽宙斗がトップで決勝へ 試技前に予選通過決定 楢崎智亜まさか予選落ち

スポニチアネックス / 2024年8月7日 18時54分

予選をトップ通過した安楽宙斗(AP)

 ◇パリ五輪第13日 スポーツクライミング(2024年8月7日 ルブルジェ・スポーツクライミング会場)

 スポーツクライミング男子複合のリード予選が行われ、決勝(9日)進出の8人が決まった。世界ランキング1位で五輪初出場の安楽宙斗(そらと、17=JSOL)はリード4位の68.1点で、ボルダー予選との合計137.0点でトップ通過した。

 ボルダー予選でダントツ1位の69.0点をマークしていた安楽は、リード予選最後の20人目に登場した時点で8位につけ、予選通過が決まっていた。

 ▼安楽 まだ余力があったのに対応しきれず落ちてしまった。(ボルダーと)どっちも1位通過できたらよかった。(楢崎が予選落ち)待機所で、早く落ちたのでミスったんだろなと分かった、決勝は日本人がボクしかいない。(楢崎とも)いろいろとコミュニケーションを取っていきたい。

 東京五輪4位で2大会連続出場の楢崎智亜(28)は66.5点の10位で決勝進出を逃した。5日のボルダー予選は54.4点の2位通過だったが、東京五輪後に磨いてきたリードで早々と落下して12.1点。4人を残して8番手にとどまり、次のヤコブ・シューベルト(33=オーストリア)の試技中にポイントで抜かれた時点で予選落ちが決まった。

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