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グレコ67キロ級・曽我部京太郎 1回戦で敗れる 文田&日下に続けず…初五輪初戦で難敵に142秒完敗

スポニチアネックス / 2024年8月7日 19時57分

<パリ五輪・レスリング男子グレコローマン67キロ級1回戦>初戦で敗れ厳しい表情の曽我部(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パリ五輪第13日 レスリング(2024年8月7日 シャンドマルス・アリーナ)

 男子グレコローマンスタイル67キロ級の曽我部京太郎(23=ALSOK)が7日、1回戦でルイス・オルタ(キューバ)に0-8のテクニカルスペリオリティー負けを喫し、初五輪での金メダル獲得の道は途絶えた。

 4月の五輪アジア予選を勝ち抜き「金メダルを獲るのが目標なので燃えている」と話していた23歳。初五輪初戦で難敵に屈した。相手は6月の対戦で1―7で敗れた五輪2階級制覇を目指すオルタ。開始早々から押し負ける展開が続き、厳しい表情を見せた曽我部。最後までポイントを奪うことができず、2分22秒に0-8でテクニカルスペリオリティー負けとなった。

 文田、日下の先輩2人が2日連続で決勝進出しているグレコ勢の勢いに乗ることはできなかった。何もできなかった初五輪初戦のマット。だが、まだ銅メダル挑戦の道は残っている。敗者復活を待つ。

 ◇曽我部 京太郎(そがべきょうたろう)2001年(平13)7月3日生まれ、愛媛県出身の23歳。愛媛・今治クラブ―愛媛・今治西高―日体大卒、ALSOK所属。愛媛・今治クラブでレスリングを始め、中学時代まで全国上位入賞なし。愛媛・今治西高にはレスリング部がなかったが、今治工高の練習に加わって力をつけ、1年生の2017年に全国高校生グレコローマン選手権2位、国体のグレコローマン優勝と躍進。2018年に両大会優勝、2019年には全国高校選抜大会で勝ち、国体3連覇を達成と両スタイルで活躍。日体大へ進み、2020年全日本選手権3位。2021年全日本学生選手権優勝、2023年に全日本学生選手権優勝、国体優勝、U23世界選手権3位を経て。全日本選手権で優勝。2023年アジア選手権は2位。2023年全日本選抜選手権は2位に終わったが、プレーオフで勝って初の世界選手権出場を決めた。8月の「ドイツ・グランプリ」で国際大会初優勝。同年の全日本選手権を制し、2024年4月のパリ五輪アジア予選を勝ち抜いた

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