新庄監督 試合前を頭をポカっ！清宮が決勝2ランも「まだまだ」 好救援の生田目「スーパーサイヤ人」

＜楽・日15＞3年ぶり勝利の生田目（右）を迎える新庄監督（撮影・篠原岳夫）

　◇パ・リーグ　日本ハム2－0楽天（2024年8月7日　楽天モバイル）

　日本ハムは7日、楽天を2－0で下し、連勝した。

　0―0の8回、清宮が決勝2ラン。前日には走塁でアウトカウントを間違えるミスをしており、この日の練習前には新庄監督に頭をポカリとされる一幕も。

　挽回する一発となったが、指揮官は「今日は100パー、振ったところにボールが来ただけ」と辛口。

　「まだまだ。あと5本ホームラン打って、昨日の走塁がチャラのちょっと下ぐらい。そりゃそうでしょ。今日もね、田宮くんがああやって走塁ミスして。ああいう走塁ミスをしてたら、上に行かせる自信ないですね」ときっぱり言った。

　「ああいう大事な場面での走塁ミスっていうのは。もう本人次第になってるから、こればっかしは。実は俺もね、アウトカウント間違えたことあるんですよ。タイガース時代。9回、1-1で、2アウト（走者は）サード。センターフライきました。めちゃくちゃ後ろから助走つけて、バックホームしたんすよ。そしたらキャッチャーいないですよね。審判の方がベース付近にいて『危ないやないか！』って。集中しすぎて1アウトかと思ったら2アウトでした。それを思い出しましたね。そっちのミスはね。まだね」と自身の現役時代の失敗談も明かした。

　一方、7回1死満塁のピンチで登板した2番手・生田目が茂木、黒川を連続で空振り三振に仕留めるスーパーリリーフ。直後に清宮の2ランが飛び出して3年ぶりの白星を挙げた。

　指揮官は「めちゃくちゃよかったですね。髪の毛染めてからめちゃくちゃ良くなった。スーパーサイヤ人になって。ね。このままいってもらって」と称えた。