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三浦龍司「結果自体は凄い悔しい」 3000m障害で2大会連続入賞の快挙も満足せず

スポニチアネックス / 2024年8月8日 5時18分

三浦龍司

 ◇パリ五輪第13日 陸上(2024年8月7日 フランス競技場)

 男子3000メートル障害決勝が行われ、日本記録保持者の三浦龍司(SUBARU)が8分11秒72の8位でフィニッシュし、21年東京五輪7位に続いて2大会連続入賞を果たした。

 レース後に「個人的には走っていて物凄い面白いレースだった」と振り返った三浦。「面白い」と思えた展開について「前半はある程度突っ込んだレース展開で、中盤から変動があったり、団子の集団に戻ったり。この引き出しがある中でのレースとなった」と説明した。

 2大会連続入賞という快挙にも「結果自体は凄い悔しい」と納得はしなかったが「けど、ある程度その中で対応して走ることができた手応えを感じることはできた」と収穫も口にした。

 また「これまでの3年間で海外のレースで経験を積んできた。自分のアベレージが上がった中でレースをここまでもってくることができた。その中での走りを自分の中である程度見せることができた。内容はある程度濃くて、その中での勝負を体感することができたのは良かった」と充実感もにじませた。

 それでも「けど、結果を見ると悔しさも残る。また修正して来年以降を目指していきたい」と、再度悔しさを口にした。今後に向けて「今日はいろんなレース展開の中で上げ下げや実力者の圧倒的な走りもあった。そこにできるだけ近づいていきたい。自分の中でレベルアップして、手応えを一つ一つつかんでいけるレース、大会を増やしていきたい」とコメントした。

 5日の予選は2組で走って8分12秒41で4位。「予定通りのプラン、レース運びになった。予選にしてはレベルも高かった。いい感覚の中で走れた。(決勝は)予選同様、全力でぶつかっていくしかない。最高のパフォーマンスをして、いけるところまでやっていきたい」と決勝へ闘志を高めていた。

 東京五輪7位だけでなく、昨年の世界選手権は6位。着実に進化して迎えたパリの夢舞台で、またも快走を披露した。

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