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飛び込み・三上がまさかの予選敗退「五輪は恐怖でしかない」 榎本は6位で準決勝へ

スポニチアネックス / 2024年8月8日 0時7分

予選敗退を喫した三上紗也可(ロイター)

 ◇パリ五輪第13日 飛び込み(2024年8月7日 アクアティクスセンター)

 7日の女子板飛び込み予選で、日本飛び込み史上初メダルを目指した三上紗也可(23=日体大大学院)が258・35点で21位に終わり、上位18人による準決勝に進めなかった。榎本遼香(27=栃木トヨタ)は299・10点の6位で予選を突破した。

 メダルを目指した三上の挑戦はあっけなく幕を閉じた。1本目から踏み切り、入水ともに安定せずミスを連発。最終5本目で女子では世界で数人しかできない大技5154B(前宙返り2回半2回ひねりえび型)を繰り出したが、踏み切りが浅く最後まで得点を伸ばせなかった。「あまり覚えていない。フワフワした感じでした。なんでこうなっちゃったんだろう」。3年前と同じ涙がほおを伝った。

 昨夏の世界選手権は7位。22年世界選手権では金戸凜とペアを組んだシンクロ板飛び込みで銀メダルを獲得した。メダル候補がまさかの敗退。準決勝で姿を消した21年東京五輪に続き力を発揮できず「3年間で経験を積んできたつもりだったけど、大舞台で力を発揮できなくて残念。東京よりもひどい。2回目もこういう結果になってしまい、(五輪は)恐怖でしかない」とショックを隠せなかった。

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