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【甲子園】英明・森主将 再び聖地へ…“神整備”阪神園芸の一員目指す

スポニチアネックス / 2024年8月8日 5時1分

<健大高崎・英明>三塁コーチャーとしてナインを鼓舞した英明・森(撮影・中辻 颯太)

 ◇第106回全国高校野球選手権大会第1日・1回戦 英明0―1健大高崎(2024年8月7日 甲子園)

 【声援よ君に届け】これからの100年も声援が聖地を彩る。連載「声援よ君に届け」では球児をはじめ、チームを支え、エールを送る人々を紹介する。第1回は英明(香川)の森優雅(ゆうま=3年)主将。三塁コーチャーとしてナインを鼓舞するとともに、甲子園球場のグラウンド整備に携わるべく阪神園芸への就職を希望した。

 最後まで勝利を信じて三塁コーチャーズボックスから声を張り上げた。香川大会決勝翌日の7月28日から主将に就任し、甲子園を戦った英明・森は「必ずまたここに戻ってきます」と、涙ながらにはっきりと誓った。

 テレビの画面越しでも“神整備”とも評される阪神園芸のグラウンド整備。高1だった森はその美しさに見とれ「凄いなと。自分も阪神園芸で働いてみたい」と決意した。この日も試合前と5回終了時の整備時間には主将としてチームを鼓舞しながら、「ラインの引き方とかが奇麗で見てしまっていました」と食い入るように見つめた。試合に敗れ、涙を拭いながら甲子園の土も持ち帰ったが「プレーする人がすがすがしく、目いっぱいできるように支えられる人になりたい」と改めて思いを強くした。

 エースで主将だった清家準(3年)の負担を減らすため、香川大会以降は副将から昇格して、主将を務めた。わずか11日かもしれないが、全力で走りきったからこそ「悔いはありません。最高の日々でした」と迷いなく言い切ることができた。森の夢を知る香川純平監督も「いつかは森の整備した甲子園で戦いたいな」と背中を押した。恩師との夢もかなえるため、森が再び聖地・甲子園を目指す日々が始まった。(村井 樹)

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