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ソフトバンク・大津に試練の夏 プロ最短4回4失点KOで6敗目 5戦連続被弾で7月以降勝ち星なし

スポニチアネックス / 2024年8月8日 6時0分

<ロ・ソ>初回、ポランコ(右)に逆転3ランを浴びた大津(撮影・長久保 豊)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク2―6ロッテ(2024年8月7日 ZOZOマリン)

 試練の夏だ。今季から先発に転向しているソフトバンク・大津は2―0の初回先頭から連打されると、無死二、三塁からポランコに逆転3ランを浴びた。なお、1死三塁でも藤原に中前適時打され、4失点目。先発でプロ最短となる4回8安打4失点で6敗目を喫した。

 「全体的に、ボールが甘かった。ストライクゾーンを広く使うことができず、真ん中に集まってしまった」

 開幕3連勝を挙げるなど、6月までに6勝し、7月には初のオールスターにも出場した。ただ、夏場に入ると一変する。7月6日の楽天戦から5試合連続被弾し、勝ち星なし。首脳陣は今季、大津と組ませた海野から甲斐へと女房役を変えたが、効果は薄かった。

 ただ、小久保監督は大津を諦めない。「来週は(先発ローテーションは)外さない。今、乗り越えないとね。こういうのがあって来年7月以降、どういうことをやればいいか、気づける」と酷暑の経験が今後に生きるという判断だ。

 「もう一度、自分の投球を見つめ直します」と大津は言葉を絞り出した。ぶつかった壁は大きいが、乗り越えた先に成長がある。

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