【甲子園】英明はエース清家が10奪三振で1失点完投も、今春選抜王者に惜敗

＜健大高崎・英明＞力投する英明・清家（撮影・須田　麻祐子）

　◇第106回全国高校野球選手権大会第1日　1回戦　英明0―1健大高崎（2024年8月7日　甲子園）

　英明は今春選抜王者に競り負け、2年連続の初戦敗退となった。

　昨夏の背番5からエース背番を担って聖地に帰還した最速143キロ右腕の清家準は10奪三振で1失点完投と強打線相手に互角に渡り合った。「（抽選会直後は）正直、勝てるわけがないと思った。だけど、みんなが絶対に勝てると取り組み、自分が投手として、その思いに応えようと思った。悔いは残るけど、自分の力は出せました」。2部制により試合開始が午後4時になったことについては「日なたがなかった分、投げやすかった」と振り返った。

　▼英明・香川純平監督　（0―1敗戦に）1点差で負けるのは監督の責任。選手たちは存分にやってくれた。（朝夕2部制は）良かったです。開始時間が決まっているし、それまで一度、宿舎に帰ってリラックスできる。夕方から一塁側ベンチは陰で涼しかった。