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【甲子園】小松大谷・西野監督 甲子園初校歌に笑顔、逆転強攻策は「田西の顔を見たら“やるぞ”という顔」

スポニチアネックス / 2024年8月8日 13時39分

<明豊・小松大谷>初回、小松大谷・嶋田の適時打に笑顔を見せる小松大谷・西野監督(撮影・大城 有生希)

 ◇第106回全国高校野球選手権大会第2日・1回戦 小松大谷8―4明豊(2024年8月8日 甲子園)

 第106回全国高校野球選手権大会第2日が8日、甲子園球場で行われ、第2試合では、3年ぶり3回目の出場の小松大谷(石川)が8―4で明豊(大分)に逆転勝ちし、甲子園初勝利を挙げた。

 初回1死一、三塁から東野達主将(3年)の左前適時打で先制。さらに2死二、三塁から嶋田空駕(2年)の右前2点適時打で加点した。1点を追う7回無死一、二塁からは田西称(2年)の右中間2点適時三塁打で逆転。続く東野主将の右前適時打で1点を加えた。8回2死一、三塁からは、田西、東野主将の連続適時打で2点を追加した。打線は計16安打を放った。

 投げては、エース右腕・西川大智(3年)は初回に3失点したが、2回以降は、130キロ台の直球にスライダー、チェンジアップをコーナーに集める粘りの投球で初回以外は6回に1点を失ったのみ。味方打線が7回に逆転すると、右腕・竹本陽(3年)がマウンドに上がり、リードを守り切った。 

 石川県大会の準決勝、決勝では、センバツに出場した日本航空石川、星稜に勝利。3年ぶりの夢舞台でも地力を発揮し、甲子園初勝利を手にした西野貴裕監督は「以前2回とも校歌を歌えていなかったので、みんなで校歌を歌おうということで、それがかなって本当によかったです」と笑顔。1点を追う7回無死一、二塁、3番・田西の場面で、送りバントではなく強攻策を決断。見事に2点三塁打で逆転した場面は「ちょっと自分自身迷った部分もあったんですけど、田西の顔を見たら“やるぞ”という顔をしていたので打たせていこうと思いました」と振り返った。

 そして、「田西の1本も大きかったんですけど、その後に2打席連続で粘り強い打席を見せてくれた東野をほめてあげたい」と主将の働きを評価した。

 西川の投球は「球が上ずってベストではなかったと思うんですけど、粘り強く投げてくれたことが、この勝利に結びついたと思う。調子よくなかったので、いつもの100球とはダメージが違うなと思って竹本にスイッチしました」とし、次戦の大阪桐蔭戦については「相手がどこであろうと、自分たちは自分たちの野球を貫き通していきたいと思っています」と話していた。

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