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「ふてほど」磯山晶P 意外なタイトル秘話明かす 「最初タイトルは直前まで…」

スポニチアネックス / 2024年8月8日 19時1分

「第40回ATP賞テレビグランプリ」授賞式に出席した磯山晶氏(撮影・糸賀日向子)

 6月にTBSを退社し、米国のコンテンツ・プラットフォーム「Netflix」と5年契約を結んだ磯山晶プロデューサー(56)が8日、都内で開かれた、優れたテレビ番組などを表彰する「第40回ATP賞テレビグランプリ」(全日本テレビ番組製作社連盟主催)の授賞式に出席した。

 今年1月~3月に放送され、旋風を起こしたTBSドラマ「不適切にもほどがある!」がドラマ部門最優秀賞を受賞。グランプリにも選出された。

 磯山氏は「とても嬉しいです。このドラマを企画したときは最初は放送表現の適切不適切な境界性を攻めようとか、そういうことは一切考えてなくて中年のおじさんがすごい走り回って頑張る元気が出るドラマを作りたいなっていう話から始まりまして、できたらそのおじさんが現代人はあんまり言っちゃいけないことを言う人がいいねっていう話になって。だったら昭和からタイムスリップしてくればいいんじゃないのって話になったような記憶があります」と語った。

 さらに「なので、最初タイトルは直前まで『ときをかける駄目親父』でした」と明かした。

 「でも、ちょっと前クールに同じようなタイトルのドラマが他局さんであったために、不適切にもほどがあるというタイトルにしたんですけれども…最初の宮藤さんの企画書みたいなのには『娘がちょめちょめしちゃうから』っていうタイトルが付いてました」とまさかの裏話も飛び出した。

 「そのタイトルだったら今ここでこんな表彰いただくような形になってなかったと思って。本当に不適切って言葉をタイトルに入れてよかったなって今思っております」と振り返った。

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