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巨人VS広島での爽やかシーンにSNSほっこり「これぞスポーツマン」「戸郷も末包もナイス」

スポニチアネックス / 2024年8月8日 19時1分

<巨・広>3回、力投する戸郷(撮影・藤山 由理)

 ◇セ・リーグ 巨人―広島(2024年8月8日 東京D)

 東京ドームの巨人―広島16回戦で、スポーツマンらしい爽やかな場面があった。

 0―0で迎えた2回表、広島の攻撃。1死一塁で6番・末包昇大外野手(28)が第1打席に入った。

 巨人の先発右腕・戸郷翔征投手(24)はカウント2―2からの5球目に147キロの直球を投げたが、これが末包の左肘を直撃。プロテクターをつけている上からの死球だったが、当たったボールが真下に落ちるなど受けた衝撃の大きさは明らかで、苦悶(もん)の表情を浮かべた末包は駆け付けたトレーナーとともに治療のためベンチ裏に消えた。

 しばらく時間がかかり、途中交代も心配されたが、末包は元気に出てきてプレー続行。マウンドの戸郷が帽子を取って謝罪すると、4歳上の末包が“大丈夫だよ”“いいよ”とでもいうように笑顔で手を上げて応えプレー再開となった。

 この2人のやりとりにはSNSでも「これぞスポーツマン」「ええね~」「戸郷も末包もナイス」と称賛の声が。特に末包については「戸郷まで気遣ってくれてええやつ」「末包さん優しい!」と賛辞が相次いでいた。

 末包は左太もも肉離れのため6月26日に出場選手登録抹消となり、今カード初戦の8月6日に41日ぶりに再登録されたばかり。「6番・左翼」に入って即スタメンとなり、6回に巨人先発右腕・山崎伊から7号ソロを放つなど、ここまでプロ通算20本塁打中8本が巨人戦というキラーぶりを誇っている。

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