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東京五輪銀メダルから予選敗退の野中生萌、4年後は?「狙える可能性がある限り」 クライミング女子複合

スポニチアネックス / 2024年8月8日 19時13分

予選敗退となった野中生萌(AP)

 ◇パリ五輪第14日 スポーツクライミング(2024年8月8日 ルブルジェ・スポーツクライミング会場)

 スポーツクライミングの女子複合は予選後半のリードが行われ、決勝(10日)進出の8人が決まった。昨年の世界選手権3位で世界ランキング3位の森秋彩(あい、20=茨城県連盟)はリード1位の96.1点で、11位だった予選前半のボルダーから合計150.1点まで伸ばして予選4位通過。一方、東京五輪銀メダリストで世界ランク8位の野中生萌(みほう、27)はリード10位の51.0点で、7位だったボルダーと合計115.5点で予選9位と、惜しくも決勝進出を逃した。

 野中は20人中15番目に登場。60点台のゾーン目前でホールドにかけた左手を滑らせて落下し、5人を残して暫定5位につけた。だが、森を含む3人に抜かれ、最終競技者で東京五輪金メダルの”絶対女王”ヤンヤ・ガルンブレト(25=スロベニア)の試技中に抜かれた時点で9位に落ち、敗退が決まった。

 5、6月に行われたパリ五輪予選シリーズ最終戦でパリへの切符を獲得。最後の最後で2大会連続となる五輪出場を決めた。ただ、出るだけでは当然、満足はしていなかった。東京五輪で手にしたのは銀メダル。「さらに上のメダルを目指して頑張りたい」と頂点への思いを口にしてきた。

 「東京の経験は、パリを目指す上で一つの要因になった。もう一度パリで、という思いが“トレーニングを頑張ろう”というところにつながった。弱いポイントを、強いところに変えていこうと」

 3年前から、より自身の課題と向き合い、ウイークポイントだったリードを強化。今では「リードでもトップを狙っていける」と自信を抱いていたが、そのリードの結果で予選通過の森と明暗が分かれた。競技後、4年後のロサンゼルス五輪挑戦について問われると「まだ分からないですけど、狙える可能性がある限りはやりたい」と答えた。

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