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広島・大瀬良 戸郷との「ノーノー対決」に敗れ、チームの連勝は7で止まる 緊迫1ゲーム差

スポニチアネックス / 2024年8月8日 20時40分

<巨・広>広島先発の大瀬良(撮影・藤山 由理)

 ◇セ・リーグ 広島0ー5巨人(2024年8月8日 東京D)

 息詰まる投手戦は7回に動いた。ここまで無失点の大瀬良が先頭の大城卓に左前打を浴び、坂本にも右前へはじき返され、無死一、二塁のピンチを背負った。続くモンテスに左中間へ適時打を浴び、今季の巨人戦で初失点。ベンチは立岡を申告敬遠で歩かせ、投手の戸郷との勝負を選択した。

 しかし…。左前へ飛んだ打球を末包が後ろへそらす間に3人の走者が次々と生還。瞬く間に4点のビハインドを背負った。

 2ゲーム差で迎えた2位・巨人との直接対決。満を持して6月7日のロッテ戦でノーヒット・ノーランを達成した背番号14をマウンドへ送り、相手も5月24日の阪神戦でノーノーを演じた右腕をたててきた。同一年にノーヒット・ノーランを達成した投手の投げ合いはセ・リーグ4度目。過去3度はいずれも先に快挙を達成した方が投げ勝っており、大瀬良は「アゲインスト」のデータとも戦っていた。

 大瀬良は4点を失った7回1死一、三塁でタオル投入。打線は戸郷に完封を許した。

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