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大の里「“おめでとうございます”じゃなくて…」日体大同学年3人目の五輪金メダリスト誕生を祝福

スポニチアネックス / 2024年8月8日 21時13分

<夏巡業立川立飛場所>竜電(右)と申し合い稽古を行う大の里(撮影・前川 晋作)

 大相撲夏巡業が8日、東京都立川市のアリーナ立川立飛で行われた。関脇・大の里(24=二所ノ関部屋)が、パリ五輪のレスリング男子グレコローマン77キロ級で金メダルを獲得した日下尚(23=三恵海運)を祝福した。「すごい刺激をもらった。うれしいですね」。

 大の里と日下は同学年でともに日体大出身。日下は相撲経験があり、小中学生時代は全国大会でも活躍していた。対戦こそなかったが、中学3年時の全国都道府県中学生相撲選手権では大の里が3位、日下がベスト32という結果を残している。「予選突破して勝ち上がってたのすごいですよね」と相撲でも強かったことを懐古した。

 日体大出身の同学年では、21年東京五輪柔道女子52キロ級の阿部詩、21年東京五輪ボクシング女子フェザー級の入江聖奈に続いて日下が3人目の五輪金メダリストに。相撲は五輪競技ではないが、大の里は2022年に非五輪競技の国際大会「ワールドゲームズ」相撲男子無差別級で金メダルを獲得している。「同級生なので“おめでとうございます”じゃなくて“おめでとう”ですね」。学友として、同じ“金メダリスト”として、親しみを込めて祝福した。

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