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【体操】岸里奈「感謝の気持ちを演技で表現することができた」女子団体総合は4人で8位 日本代表が帰国

スポニチアネックス / 2024年8月8日 21時21分

<パリ五輪体操日本代表 帰国>フォトセッションでポーズを決める(左から)牛奥、岸、中村、岡村(撮影・五島 佑一郎)

 パリ五輪に出場した体操男女日本代表が8日、羽田空港に帰国した。到着ロビーに姿を見せると、出迎えた大勢のファンから温かい拍手や、ねぎらいの言葉が送られた。

 岸里奈(16=戸田市SC)、中村遥香(16=なんばク)、岡村真(19=相好ク)、牛奥小羽(19=日体大)の全員が初出場。女子団体総合は64年東京大会以来、60年ぶりのメダル獲得はならなかったが、8位と健闘した。牛奥は「予選から、とても良い雰囲気で、みんなで楽しくできたのは良かった。帰ってきて、空港でたくさんの人たちが出迎えてくれて、いろいろな人に応援してもらえてたんだなと実感して、とてもうれしい」と語った。

 最初の種目の平均台で、3番手の中村が落下する波乱のスタートも、全力を尽くした。跳馬のスペシャリストの牛奥はきっちり決めて両手でガッツポーズ。最後の段違い平行棒まで、メンバー4人が夢舞台を懸命に駆け抜けた。

 エースの宮田笙子(19=順大)が開幕前に飲酒、喫煙問題で代表を辞退する緊急事態。7月28日は宮田が用意した赤と白のヘアピンをつけて予選に臨み、5位で通過していた。個人総合11位、種目別床運動では7位だった岸は「目標は団体のメダル獲得というところにあったが、8位入賞で終わってしまって悔しい。感謝の気持ちを演技で表現することができたと思うので、それは良かった」と堂々と話した。

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