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広島・新井監督「大城の動きを見て、なるほどな、と」 先制を狙った序盤の勝負手を悔いる

スポニチアネックス / 2024年8月8日 21時35分

<巨・広>6回、戦況を見つめる広島・新井監督(撮影・藤山 由理)

 ◇セ・リーグ 広島0ー5巨人(2024年8月8日 東京D)

 広島は8日の巨人戦に0―5で敗れ、7連勝で止まった。大瀬良大地投手(33)が7回につかまり、今季ワーストの5失点(自責2)で2敗目。セ・リーグでは4度目だった「同一シーズンにノーヒットノーランを達成した投手同士の先発対決」で戸郷翔征投手(24)に敗れた。

 打線も巨人、オリックスと並ぶ両リーグ最多16度目の零敗。2位・巨人との直接対決3連戦を1勝1敗1分けで終え、1ゲームに戻った。新井貴浩監督(47)は次の通り振り返った。

 ――大瀬良は粘りながら投球だった。

 「立ち上がりからいいボールは行っていたと思いますよ。(大瀬良)大地だって点を取られるときだってあるわけなので」

 ――攻撃では戸郷に対して走者を動かした。

 「もちろん」

 ――3回1死一塁からのヒットエンドランでは捕手の大城に外角に外されて二盗失敗。

 「あのケースね。大城の動きをみて、なるほどな、と思いました」

 ――戸郷は状態も良かった。

 「立ち上がりから飛ばしているように見えた。いい投手に、いいピッチングをされた。しっかり切り替えて、明日また臨みたいです」

 ――1点を先制された7回は無死二、三塁からの申告敬遠。1点勝負という判断か。

 「今日の戸郷の出来を見ると、あの時点で1―0でしょう。一塁ベース空いてます。立岡です。戸郷は絶対代わらないと思ったので、ダミーで長さん(長野)が立っていたのかな。代わらないと思った。今日の戸郷をみたら、もう次の1点を取られたら厳しいと判断した。守りやすい布陣をとりたかったので(塁を)埋めました。

 ――末包は戸郷の左前適時打を後ろにそらして失策。

 「そこらへんも何とか…と思っている中で起きたプレーなので。本人が分かっていると思う。あえてここで言うことではないと思います」

 ――末包は打撃では2試合無安打だった。

 「問題ないと思いますよ。まったく問題ないと思います。昨日にしても、今日にしても、いいピッチャーに、いいところに投げられたら、そう簡単に打てるものではない。何の問題もないと思います」

 ――9連戦を1勝1敗1分けでスタート。

 「ビジターでみんなよく頑張ったカードだと思います。いい野球できていると思う。あと残り6つ試合があるので、またしっかり明日に備えたいです」

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