重量挙げ・宮本昌典は6位 日本男子40年ぶりメダル届かず
スポニチアネックス / 2024年8月9日 4時47分
◇パリ五輪第14日 重量挙げ(2024年8月8日 パリ南アリーナ)
重量挙げの男子73キロ級が行われ、宮本昌典(27=東京国際大職)はスナッチ151キロ、ジャーク187キロで合計338キロとし、6位だった。84年ロサンゼルス大会で銅メダルを獲得した小高正宏以来、日本男子40年ぶりのメダルはならなかった。
スナッチは1度目の試技で147キロを成功。2度目は151キロに重量を上げて挙げきった。3度目は155キロに挑戦したが、これは成功はならなかった。
スナッチを6位として突入したジャークでは、1度目の試技で187キロに挑んだが挙げられず。2度目の挑戦で成功した。3度目は193キロに挑戦したが成功できなかった。
64年東京、68年メキシコを連覇した東京国際大監督の三宅義信氏(84)に師事する。映像でのフォーム解析や、運動生理学に基づく筋力トレなどデータを駆使した指導が常識の時代だが、義信氏は感覚を重視。宮本は「義信さんは“今のフォームはこうだ”と主観で言う。そのアドバイスがはまる」と強調する。義信氏が監督を務めて3個の銅を獲得した84年ロサンゼルス五輪以来となる男子40年ぶりの表彰台を目指して練習してきた。
小学6年からシドニー五輪代表の平良真理さん(現女子日本代表監督)のもとで重量挙げを始めた。競技開始間もない頃から平良さんのパイプで日本代表合宿に参加。義信氏の弟で68年メキシコ大会銅メダルの義行氏(78=現日本協会名誉会長)、義信氏の長女で女子48キロ級五輪2大会連続メダルの宏美さんの三宅親子からも多くを学んだ。
21年東京五輪は開幕直前に体調を崩した影響もあり、銅メダルと7キロ差の7位に低迷。自己ベストなら表彰台に届いていた。国際連盟の選考ランキングは3位で「目標は日本人で義信さん以来となる金メダル。東京五輪でオリンピアンになっても義信さんに近づいた気はしなかった。メダルをとれば少しは近づけるかもしれない」と意気込んでいた。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
男子重量挙げ40年ぶりメダルならず、宮本昌典6位…腰痛に立ち向かった2度目五輪「メンタルは成長している」
読売新聞 / 2024年8月9日 10時20分
-
男子73キロ級の宮本は6位 重量挙げ・8日
共同通信 / 2024年8月9日 5時22分
-
ウエイトリフティング・男子73キロ級で宮本昌典が6位入賞、東京五輪から順位あげるも日本勢40年ぶり表彰台ならず【パリ五輪】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月9日 4時59分
-
女子49キロ、鈴木梨羅が8位…重量挙げ
読売新聞 / 2024年8月8日 15時0分
-
重量挙げ女子49キロ級・鈴木梨羅は8位 21年世界選手権2位の実力者
スポニチアネックス / 2024年8月8日 4時46分
ランキング
-
1再燃する「五輪卓球排除論」…“元中国人”が跋扈、不正野放し、金メダル独占の異常事態
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月9日 9時6分
-
22人の「天才」が宣言通り日本勢20年ぶりの快挙達成も…「ひっそり銀メダル獲得」の悲哀
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月9日 11時11分
-
3「ケガも今の瞬間を輝かせてくれる経験」五輪5か月前に手術 藤波朱理が苦難乗り越え金メダル
日テレNEWS NNN / 2024年8月9日 5時50分
-
420年ぶりにメダルを獲得したセーリング470級 五輪種目存続のため奮闘した日本セーリング界…パリ五輪
スポーツ報知 / 2024年8月8日 22時18分
-
5今度は五輪メダルに問題発生 わずか獲得1週間で「塗装が剥がれて…」発覚した劣化ぶりに海外絶句
THE ANSWER / 2024年8月9日 9時43分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください