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手負いの早田ひな 3戦連続ダブルスのみで温存成功!銀以上確定も「ここで終わりじゃない」

スポニチアネックス / 2024年8月9日 5時44分

<パリ五輪 卓球女子団体準決勝>決勝進出を決め喜ぶ(左から)早田、張本美、平野(撮影・小海途 良幹)

 ◇パリ五輪第14日 卓球(2024年8月8日 パリ南アリーナ)

 卓球女子団体戦の準決勝で、日本がドイツを3―1で下して決勝に進出し、銀メダル以上を確定させた。12年ロンドン銀、16年リオ銅、21年東京銀に続く4大会連続表彰台となる。

 1回戦、準々決勝に続いて、左腕を痛めている早田ひな(日本生命)は平野美宇(木下グループ)とのダブルスに出場。きっちり3―1で勝利した。

 「初戦から第1試合に出て、同い年の2人がチーム自体も引っ張らないといけない。得点を決めるのが自分の役目。それが入れば平野選手の調子も上がる。張本選手は1人だからこそプレッシャーで苦しい部分もある。私たちがまず1―0で回すことが大事。そういう意味では良かった」

 ここまで団体では負担の少ないダブルスだけ。渡辺監督は「いい感じで温存してこられた」と言う。患部については「徐々に良くなっている。一日中ケアをしていて、そこまでやるのかというくらい」と説明した。

 悲願の金メダルを目指して10日午後3時(日本時間10時)から最強の中国に挑む。「(補欠の)木原選手にもメダルをかけたいと思っていた。自分の(シングルス)銅と合わせて銀以上を取った時には4人で写真を撮ろうと話していた。でも、ここで終わりじゃない。3年間、いろんな選考会を経て、ここに立っている。諦めずに120%の力を出して頑張りたい」と力を込めていた。

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