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張本美和 五輪でラブゲーム!「最後の1球まで諦めずに頑張れた」完封禁止の“暗黙ルール”今は昔

スポニチアネックス / 2024年8月9日 6時4分

第2試合のシングルスでプレーする張本美和(AP)

 ◇パリ五輪第14日 卓球(2024年8月8日 パリ南アリーナ)

 卓球女子団体戦の準決勝で、日本がドイツを3―1で下し、決勝に進出し、銀メダル以上を確定させた。12年ロンドン銀、16年リオ銅、21年東京銀に続く4大会連続表彰台となる。

 16歳・張本美和(木下グループ)が失意の後に奮起した。第2試合で今大会初黒星を喫したが、第4試合で奮起してストレート勝ち。第3ゲームは11―0のラブゲームだった。

 かつては11―0で勝つのはタブーとされ、相手に1点与える“暗黙のルール”があったが、近年はなくなった。張本は「1球1球を考えていたので、10―0になってから、10―0だった、ぐらいで。1球1球思い切ってやるべきことをしようと考えていたので。思い切って最後の1球まで諦めずに頑張れたかなと思います」と振り返った。

 悲願の金メダルを目指して10日午後3時(日本時間10時)から最強の中国に挑む。「最初から目指していたのが金メダルなので。もちろん金メダルは獲りたいけど、考えすぎないように思い切って自分のプレーをすれば結果はついてくるかなと思うので。頑張りたいです」。無限のポテンシャルを秘めた16歳が、運命のコートに立つ。

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