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【甲子園】新潟産大付は継投策ピタリ 宮田「内も外も使って」田中「あんまり緊張しなかった」

スポニチアネックス / 2024年8月9日 11時53分

<花咲徳栄・新潟産大付>勝利を喜び合う新潟産大付ナイン(撮影・岸 良祐)

 ◇第106回全国高校野球選手権大会第3日・1回戦 新潟産大付2-1花咲徳栄(2024年8月9日 甲子園)

 春夏通じて初の甲子園出場となった新潟産大付が花咲徳栄(埼玉)に競り勝ち、記念すべき甲子園1勝を挙げた。

 先発・宮田塁翔(3年)が2回に先制点を与えたものの5回まで相手打線を1点に抑え、粘投。6回から後を継いだ田中拓朗(3年)も無失点に抑え、流れを渡さなかった。

 打線も0-1の6回に2死三塁から7番・千野虹輝(3年)が左中間を破る適時二塁打を放ち、同点。7回には2死三塁から4番・多田大樹(3年)が左前適時打を放って勝ち越した。

 宮田は「甲子園で勝った実感がすごく沸いてきて。改めて勝ったことにいろんな人に恩返しもできる。勇気や感動を与えられた試合になった」と初勝利を喜んだ。

 強打の花咲徳栄打線に「アウトコース中心だと打たれるのは分かっていた。インコースも外も使って」とひるむことなく内角も有効に使って立ち向かった。

 5回1失点という結果に「トータルでは良かったのかなと思う」と及第点とした。

 また、聖地での登板は「小学校から夢の舞台でした。自分は小学校のときにおじいちゃんが亡くなって。監督をやっていて、勝って甲子園に行くと約束していた」と小学6年時に亡くなった大好きな祖父のためにも勝ちたかったと明かした。試合前に父からも「じいちゃんの分まで頑張れよ」と励まされたといい、天国の祖父に聖地での1勝を届け、笑みがこぼれた。

 一方、6回から継投し相手打線を無得点に封じた田中は「3、4番を出さない。先頭バッターを絶対に出さない気持ちでした」と振り返り「周りが声かけてくれたりしたので、いつも通りのピッチングができたと思います」と胸を張った。

 初の甲子園にも「楽しかったです。あんまり緊張しなかったです」と強心臓ぶりを見せ「県大会でもピンチの場面がいっぱいあったので。そこで経験を積めたのが大きい」とした。

 初出場初勝利だけでなく新潟県勢としても7年ぶり勝利となり「新潟は令和になってから初。めちゃくちゃうれしいです」と故郷へ良い報告ができると喜んだ。

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