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【甲子園】西日本短大付が14年ぶり勝利 金足農の猛反撃しのぎ今大会九州勢初白星

スポニチアネックス / 2024年8月9日 13時5分

<西日本短大付・金足農>初回、先制の適時打を放った西日本短大付・井上(撮影・岸 良祐)

 ◇第106回全国高校野球選手権大会第3日・1回戦 西日本短大付6-4金足農(2024年8月9日 甲子園)

 3年ぶり7度目の出場となった西日本短大付(福岡)が金足農(秋田)を下し、2010年以来、14年ぶりに甲子園で勝利をつかんだ。

 初回、先頭・奥駿仁(2年)が左前打で出塁すると、相手の暴投で一気に三塁まで進む好走塁を見せ、先制機をつくった。続く2番・井上蓮音(2年)が前進守備の三遊間を破る適時打であっという間に先制。

 5回は無死満塁から5番・村上太一(3年)の右犠飛で追加点を奪うと、6番・斉藤大将(2年)、8番・山下航輝(2年)にも適時打が飛び出し、この回一挙4点を加えた。

 毎回のように走者を出し、相手先発・吉田を7回でマウンドから引きずり降ろすと、8回も2番手・花田から1点を奪いリードを広げた。

 先発・村上は9回に金足農の反撃にあい、4点を失ったが何とか踏ん張り逃げ切った。

 九州勢は今大会、有田工(佐賀)、興南(沖縄)、明豊(大分)と3チームが登場も初戦敗退していたが、福岡王者が力を見せ、連敗を止めた。

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