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スウェーデン選手が水質懸念で棄権「2時間も水の中に…」 オープンウオーター男子は予定通り開始

スポニチアネックス / 2024年8月9日 14時39分

セーヌ川に飛び込む選手たち(AP)

 ◇パリ五輪第15日 水泳 オープンウオーター(2024年8月9日 アレクサンドル3世橋)

 水泳のオープンウオーター(マラソンスイミング)男子10キロがセーヌ川で行われ、日本からは南出大伸(28=木下グループ)が出場した。

 パリ五輪組織委員会は9日朝、最新の検査でセーヌ川の水質が基準に達していることが確認されたため、オープンウオーター男子を予定どおり開催すると発表。ロイター通信の取材に対し「コース上の検査4地点全てにおいて、ワールドアクアティクス(世界水連)の大腸菌と腸球菌の基準値に照らして”非常に良好”と判断された」と話した。

 一方、スウェーデン男子で唯一出場予定だったビクトル・ヨハンソン(25)は棄権した。水質を懸念したもので、医療スタッフからのアドバイスに従った母国メディアに明かした。今大会の競泳男子400、800、1500メートルに出場したヨハンソンは、セーヌ川でのスイムに出場した自国のトライアスロン選手が「体調を崩していることは確か」とし、「大腸菌のレベルが改善されても出場する気がしない。トライアスロンでセーヌ川にいるのは20分くらいだが、我々は2時間も水の中にいなければならない」と話した。

 生活排水が流れ込み1923年から遊泳禁止となっていたセーヌ川を巡っては、パリ市が約14億ユーロ(約2200億円)を投入して水質改善にあたったが、降雨の影響で水質が悪化。トライアスロンは公式練習が4回中止になったほか、男子のレースが1日延期された。レース後には各国で体調不良を訴える選手が続出し、ベルギーは混合リレーを棄権。6日に予定されていたオープンウオーターの公式練習も中止となっていたが、8日に女子10キロは予定どおり開催された。

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