張本智和 F・ルブランとのエース対決敗れる 失意から中1日…SNSでは「メンタルが心配」の声も

＜パリ五輪・卓球男子団体3位決定戦＞第2試合、第2ゲームを得点を奪われる張本智（撮影・岡田　丈靖）

　◇パリ五輪第15日　卓球（2024年8月9日　パリ南アリーナ）

　男子団体戦の3位決定戦が行われ、第2試合で世界ランク9位で日本のエース・張本智和（智和企画）がシングルス銅メダルのF・ルブランとのエース対決に敗れた。

　7日の準決勝では、スウェーデンと約3時間半に及ぶ死闘の末に2―3で敗れた。張本智は試合終了後はぼう然とした表情を浮かべた後、コートに突っ伏し泣き崩れた。失意は大きく、「この現実を受け止める方法が死ぬ以外にあるんだったら…。意味が分からない」と追い込まれた精神状態に陥っていた。

　この日の3位決定戦では第2試合のシングルスに登場。F・ルブラン相手に、劣勢の第1ゲームは逆転で奪ったものの、フルゲームの激闘の末に「エース対決」を落とした。

　失意から中1日で激闘を見せた張本にSNS上では「惜しかっただけに悔し過ぎる」「胸に響く試合してくれたよ」「満身創痍で頑張ってるの分かるから涙出るわ」「大歓声の中よくあそこまで頑張ったと思うよ」などのコメントや、「張本くん…まじで落ち込まないで…」「張本くんのメンタルが心配だよ、、」「張本くん大丈夫か…生きろ…」「なんかもう美味しいものたらふく食って欲しい」など精神面を気遣う声も寄せられている。