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現役高校生・安楽宙斗が金メダルへ ボルダー2完登の首位で後半のリードへ クライミング男子複合決勝

スポニチアネックス / 2024年8月9日 18時51分

<パリ五輪 スポーツクライミング男子複合決勝>ボルダーの第1課題を完登する安楽(撮影・小海途 良幹)

 ◇パリ五輪台14日 スポーツクライミング(2024年8月9日 ルブルジェ・スポーツクライミング会場)

 スポーツクライミング男子複合の決勝は前半のボルダーが行われ、世界ランキング1位で現役高校生の安楽宙斗(そらと、17=JSOL)は2完登の69.3点でトップ通過した。2位のコリン・ダフィー(20=米国)とは1点差、3位のトビー・ロバーツ(19=英国)とは6.2点差。後半のリードは現地時間午後0時35分(日本時間同7時35分)からスタートする。

 出場8人の最後に登場した安楽は第1課題でただ1人、1回目の試技で完登する「一撃」を達成(25点)。各選手が苦戦した第2課題も4分の制限時間をギリギリまで使い、ラストの5回目で完登(24.6点)した。1人しか完登が出ていなかった第3課題は2回目で第2ゾーンまで達した(9.9点)が、3連続完登は逃した。第4課題は3回目で第2ゾーンに到達(9.8点)。この時点でトップ通過を決めた。

 千葉・八千代高3年の安楽は、予選ではボルダー1位、リード4位の合計137.0点でトップ通過。2大会連続出場の楢崎智亜が予選敗退し、日本勢でただ一人決勝に臨んだ。決勝へ向けては「リードでは差がつかないのは分かった」と前半のボルダーの成否が勝負を分けると展望していた。

 21年東京大会から五輪種目に採用されたスポーツクライミングで日本男子がメダルを獲得すれば初。東京大会の女子複合では野中生萌が銀、野口啓代が銅メダルを獲得していた。東京大会ではボルダー、リード、スピードの3種目で複合が実施されたが、パリ大会ではスピードが単独種目となり、複合はボルダーとリードの2種目となった。

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