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【甲子園】菰野が悲願の聖地初勝利 先発全員2年生で猛攻2桁14安打 OBの阪神・西が見守る中

スポニチアネックス / 2024年8月9日 18時57分

<南陽工・菰野>6回、菰野・加瀬は3安打目となる左翼線二塁打(撮影・井垣 忠夫)

 ◇第106回全国高校野球選手権大会第3日・1回戦 菰野6-2南陽工(2024年8月9日 甲子園)

 16年ぶり3度目の出場となった菰野(三重)が南陽工(山口)を6-2で下し、春夏通じて甲子園初勝利を飾った。

 先発全員が2年生という顔ぶれ。初回、エンドランでつくった1死一、三塁のチャンス。今夏初スタメンで4番に抜てきされた背番号15・野田親之介(2年)が投ゴロ。併殺崩れの間に1点を先制し、野田は初打点を挙げた。

 3回には1死一塁から再び野田が内寄りの球を中前打。中堅手の失策が絡んで2点目を加えた。

 4回は1番・中川漣心(2年)の遊ゴロの間、6回も敵失とゴロの間に計2点としぶとく得点を積み重ねた。9回には、すでに投球数130球を越えていた栄田が左翼線適時二塁打でリードを広げた。14安打の猛攻を見せた。

 投げては先発登板した左腕・栄田人逢(2年)が6回まで無失点。7回は押し出し四球で1点を失い、なおも満塁とピンチを背負ったが最少失点で乗り切った。栄田は9安打2失点完投、150球を投げ抜いた。

 今夏は三重大会直前でに前監督が「不適切指導」の訴えを受け、森田亮太監督に急きょ交代。苦難を乗り越えて、聖地1勝まで駆け上がった。甲子園は2005年夏の初出場を皮切りに、春1度、夏は3度目の出場。この日はOBで阪神の西勇輝投手も応援に駆け付け、先輩の前で歴史に名を刻んだ。

 ▼森田亮太監督 (甲子園初勝利)目標には掲げていたが、実際に実感がまだわいていない状態。子供たちがよう頑張ってくれた。(栄田について)怖さはあるが、本人の良さは複数失点を与えないピッチング。当初は“9イニングで3イニング1失点ずつだったら、3点以内なのでそういうピッチングができれば”と言っていたが、実際その通りやってくれた。(14安打)早いカウントから真っ直ぐ中心に押していく投手と聞いていたので、ファーストストライクを積極的に打っていきなさいという指示を出していた。それをしっかり体現してくれた。(3年生のサポートは)途中から、しっかりと出ている子たちのサポートをしてくれているのが目に入った。3年生のおかげだと思う。

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