「無課金おじさん」ポーズ パリ五輪メダリストからの人気は継続中！セレブレーションで次々と披露

「無課金おじさん」ポーズをするオープンウォーター男子10キロで優勝したクリシュトフ・ラショブスキ（右）とダビド・ベトレヘム（ロイター）

　装備のシンプルさからネットで「無課金おじさん」として話題となったパリ五輪射撃の混合エアピストルで銀メダルに輝いたトルコ代表のユスフ・ディケチ（51）だが、パリ五輪が終盤にさしかかった現在も、メダリストの間でセレブレーションとして人気となっている。

　5日に行われた陸上棒高跳び決勝で6メートル25の世界新記録で優勝したアルマント・デュプランティス（スウェーデン）が、パンツのウエストに手を入れ、射撃の構えをするディケチを真似したポーズを披露して話題となった。

　さらに7日には男子円盤投げで70メートル00の五輪新記録で優勝したロジェ・ストーナ（ジャマイカ）がポーズを披露。

　9日に行われたオープンウォーター男子10キロでも、金メダルを獲得したクリシュトフ・ラショブスキ、銅メダルのダビド・ベトレヘム（ともにハンガリー）が、ゴール後そろってポーズをとった。

　五輪公式X（旧ツイッター）でも写真を投稿。「ユセフ・サインがオリンピックに登録」「影響力がすごい」「ユセフのポーズは世界中のアスリートに広まっている」「驚きだ」などの声が上がっていた。

　ディケチは今大会が5回目の五輪。ほかの選手が専用ゴーグルやヘッドホンを着けてプレーする中、耳栓だけのラフな格好で、ズボンのポケットに手を入れ的を狙い、見事銀メダルを獲得したことで、“装備に課金をしない”というゲームで使われる言葉から「無課金おじさん」として話題となっていた。