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早大野球部、「ベースボールマガジン」創設者の池田記念美術館を訪問

スポニチアネックス / 2024年8月9日 20時9分

早稲田大学野球部(左から印出主将、小宮山監督、吉納副将)

 今月18日まで新潟県南魚沼市のベーマガスタジアム(大原運動公園)で夏季キャンプを行っている早大野球部は9日、小宮山悟監督と約50選手が同市内の池田記念美術館を訪問した。

 同美術館はベースボール・マガジン社の創設者・池田恒雄氏(89年野球殿堂入り)の強い志の下、98年に開館した。池田氏は46年の同社創業にあたり「学生野球の父」と言われた飛田穂洲氏(早大初代監督、60年殿堂入り)に原稿執筆を依頼。池田氏は飛田氏がいた水戸へ何度も足を運び、承諾を得ることができた。

 46年創刊の「ベースボール・マガジン」の巻頭言には、飛田氏の寄稿として『進め!野球の大道へ!』を掲載。同美術館にはスポーツ展示室があり、飛田氏が著わした直筆原稿を展示している。墨で記された和紙を広げると、約2メートルの長さになる。

 1901年創部の早大野球部の神髄が、南魚沼市に置かれている縁もあり、2022年に初の夏季合宿を実施。今年は3回目の開催で一昨年、昨年に続いて部員が同美術館を訪問するのがキャンプ行事の一つとなっている。

 同美術館には飛田氏の直筆原稿のほか、早大野球部初代部長・安部磯雄氏(59年殿堂入り)の色紙や、戦前に活躍した伊達正男氏(89年殿堂入り)のユニホームなど、同野球部関連の資料の数々が展示されている。選手は約1時間、食い入るように歴史と伝統に触れ合った。

 小宮山監督は「ベースボール・マガジン社の先代社長である池田恒雄さんと早大学野球部とのつながりを考えると、足を運ぶべき場所だと思っています。秋に勝てば(優勝)“南魚沼のおかげ”だと言える」と話した。

 なお、あす10日にはベーマガスタジアム(大原運動公園)で「全早稲田戦」が開催される。

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