「よく頑張った」エースの重圧背負った張本智和 監督がねぎらう「4年後、とんでもない怪物に」

＜パリ五輪・卓球男子団体3位決定戦＞3位決定戦に敗れガックリの張本（中）（撮影・岡田　丈靖）

　◇パリ五輪第15日　卓球（2024年8月9日　パリ南アリーナ）

　男子団体戦の3位決定戦で、日本は開催国・フランスに約3時間に及ぶ死闘の末に2―3で敗れ、銅メダルに届かず4位。16年リオ銀、21年東京五輪銅に続く3大会連続の表彰台はならなかった。

　エースとして奮闘し続けた張本智和（智和企画）を、日本男子の田勢監督はねぎらった。「とんでもないプレッシャーだったと思う。21歳でエース。よく頑張った。4年後のロスは25歳。とんでもない怪物になってくれると思う」と話した。

　3大会連続となるメダルに届かなかったことについては、「勝ち切らせてあげられなくて申しわない」と指揮官。「もう1季任せてもらえるなら、リベンジしたい」と言葉をつないだ。