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リレー侍は5位 2大会ぶり表彰台届かず サニブラウン「まだまだ足りない」「金を目指していた」

スポニチアネックス / 2024年8月10日 2時53分

男子400メートルリレー決勝で日本の上山(右から3人目)は5位でフィニッシュ(ロイター)

 ◇パリ五輪第15日 陸上(2024年8月9日 フランス競技場)

 男子400メートルリレー決勝で、日本は37秒78の5位で16年リオ五輪銀以来、2大会ぶりの表彰台に届かなかった。

 前日(8日)の予選は1走からサニブラウン・ハキーム(東レ)、柳田大輝(東洋大)、桐生祥秀(日本生命)、上山紘輝(住友電工)のオーダーで1組4着。ハイレベルな組で着順での予選突破はならず、決勝は内側から2番目の3レーンに入った。

 決勝は1走から坂井隆一郎(大阪ガス)、サニブラウン、桐生、上山とオーダーを変更した。入場時は侍ポーズではなく、4人でグータッチ。コーナーがきつくやや不利な3レーンで、リレー侍が死力を尽くした。

 3走・桐生から4走・上山に渡った時はトップ争いだったが、アンカー勝負でライバルに抜き去られた。金メダルはカナダ、銀メダルは南アフリカ、銅メダルは英国。優勝候補筆頭の米国はバトンミスで失格となった。

 サニブラウンが「ぶっつけ本番でやってシーズンベストを出せたけど、まだまだ足りない。全体を通して物凄い悔しい結果。4継(400メートルリレー)も金メダルを目指していた」と言えば、桐生も「悔しい」と言葉を絞り出した。

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