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【甲子園】神村学園の強打者・正林「流れを止めないように…」足つるもテーピング施し出場 4打数無安打

スポニチアネックス / 2024年8月10日 14時17分

<神村学園・木更津総合> 試合後、足を引きずりながら引き揚げる神村学園・正林 (撮影・亀井 直樹)

 ◇第106回全国高校野球選手権大会第4日・1回戦 神村学園8-5木更津総合(2024年8月10日 甲子園)

 神村学園(鹿児島)は木更津総合(千葉)とのシーソーゲームを制し、4強入りした昨年に続く初戦突破となった。

 今春のセンバツで低反発の新基準バットをものともしない本塁打を放った注目の強打者・正林輝大(3年)は4打数無安打。打席途中に足がつる場面もあった。

 2回の第1打席は左中間へ鋭い打球を放ったが、相手左翼手・山口の好守に阻まれ左飛。3回の第2打席は空振り三振だっった。

 1-3と勝ち越された直後の6回1死は振り逃げで出塁。5番・岩下の適時三塁打で生還。7回1死三塁の第4打席は敵失で出塁し、6番・上川床の中前適時打で生還と2得点した。

 試合後、正林は「6回の振り逃げのときに両足がつりかけました」とし「チームとして流れが来ていたので、流れを止めないように何とか頑張ろうと思い、右ふくらはぎにテーピングをしました」と治療を施して試合に出続けたとした。

 また、第1打席の左飛には「打球としては悪くなかった」とし「2、3打席目も来た球に対して自分のスイングをしようと思いました」と振り返った。

 足のつりについては「去年の甲子園で足をつって、つらないように対策として体脂肪を増やしてきた」と明かし「だけど夏の大会前に体重が増えすぎたということで2、3キロ落とした。それで体脂肪も落ちてしまったので…」と対策を試みたもののうまくいかなかったと語った。

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