神戸・吉田孝行監督は横浜戦へ「切り替え」強調 前節・川崎F戦で2人退場

前節からの切り替えを強調した神戸・吉田孝行監督（C)VISSEL　KOBE

　神戸は11日の横浜戦（日産ス）へ向け10日、調整。退場者が2人出て敗れた前節7日の川崎F戦（U等々力）から巻き返しを期す吉田孝行監督は「終わったこと。反省するところもあると思うが、終わった瞬間からマリノス戦へ準備するから、みんなも切り替えてほしいと伝えました」と強調した。

　川崎F戦で退場したMF飯野七聖、DFマテウス・トゥーレルは横浜戦出場停止。特にセンターバックは布陣の組み替えを強いられることになる。指揮官は「今こそやってやろうという選手が出てきてほしい」とニューヒーローの誕生に期待した。

　クラブJ1通算300勝に王手をかけながら、3試合足踏み。4戦連続勝利なしとなれば、開幕から11戦連続勝利なしと苦しんだ2022年以来となる。

　「前節の悔しい負け方を試合にどれだけぶつけられるか。しっかり強い気持ちをもって試合に挑みたい」とMF井手口陽介。主将のMF山口蛍、FW宮代大聖らも欠く状況を、チーム一丸で乗り越えて再加速する。