U15日本代表が合宿開始 井端監督「このメンバーで世界一を獲れる」 16日からコロンビアでU15W杯

U－15ワールドカップに出場するU－15日本代表。右端は井端監督

　侍ジャパン・井端弘和監督（49）が指揮を兼務するU15日本代表が10日、コロンビアで16日から行われる「U15ワールドカップ」に向けた直前合宿を千葉県内で開始した。

　会見に臨んだ井端監督は「全国から数多くの応募があった。このメンバーで世界一を獲れる自信がある。チームが一致団結して戦うことができたら目標は達成できる」と語った。

　映像での選考、実技のトライアウト、面接を経て選出された中学生20人で構成し、合宿は3日間の日程。初の試みとして高校との練習試合を実施する。11日に中央学院、12日に専大松戸と、千葉県内の強豪校と対戦する。

　1メートル70左腕の石毛慎二郎投手（千葉市リトルシニア）は「僕はストレートと、カーブを2年半磨いてきた。縦に大きく割れるのが変化球の特徴で、切れもあるので自信を持って投げきりたい。今ここに来て他の選手と話している内に、世界一が獲れると思っている」と表情を引き締めた。