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13位の大迫傑 早くも28年ロス五輪へ意欲「しっかり準備してパワーアップできるように」

スポニチアネックス / 2024年8月10日 17時23分

<パリ五輪・男子マラソン>13位に終わった大迫(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パリ五輪第16日 男子マラソン(2024年8月10日 パリ市庁舎―アンバリッド(廃兵院)の42.195キロ)

 男子マラソンが行われ、大迫傑(33=ナイキ)は2時間9分25秒で日本勢2番手の13位だった。赤崎暁(26=九電工)が2時間7分32秒で日本勢トップの6位に入った。

 大迫は序盤、集団の中でレースを進め、20キロ地点は8番手、中間点はトップと9秒差の10番手で通過。その後は第2集団の前方にいたが、28キロからの上り坂を前に後退して優勝争いから脱落した。それでも「非常にタフなレースだったけど、最後まで諦めずにしっかり走れたのはよかった。ちょっと登りで力を使い切ってしまったが、最後まで頑張ろうと走りました」と振り返った。

 紆余(うよ)曲折を経ての2度目の夢舞台だった。6位入賞を果たした東京五輪で一度は一線を退いたが、競技に対する思いが再燃。「もう一回自分が世界のトップを目指し、背中を見せて引っ張っていくことができれば、日本陸上界が強くなっていくのでは」。その姿勢を起伏の激しいパリのコースで体現した。

 2度目の現役生活は、結果だけにこだわることはなくなった。昨年10月のパリ代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)では一発内定を逃す次点の3位。それでも、五輪に固執することはなくMGCファイナルチャレンジにはエントリーせず、「シンプルにレースを楽しみたい」という理由で17年に初マラソンを走ったボストンマラソンを走った。

 パリ五輪は「出るつもりはなかった」と周囲に語っていた。ただ強くなるためには、何をしたいのか、何が必要なのか。自らが自信を持って歩んだ過程の先に、たどり着いた2度目の夢舞台。求道者としてのプライドが詰まっていた。

 レース直後のインタビューでは、早くも28年ロサンゼルス五輪へ意欲を示した。「毎年入賞を積み重ねることが大事と思いますし、僕もロスへ向けてしっかり準備して、パワーアップできるように頑張りたい」と離した。

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