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巨人・阿部監督 試合後に中山礼都の2軍落ちを決定「1軍では使えない」 湯浅と入れ替えへ

スポニチアネックス / 2024年8月10日 17時53分

<中・巨>2回、細川(手前)の三塁への打球で、中山は一塁に送球するも内野安打となる(撮影・椎名 航)

 ◇セ・リーグ 巨人―中日(2024年8月10日 バンテリンD)

 巨人の中山礼都内野手(22)が10日の中日戦(バンテリンD)で「7番・三塁」に入り、5月6日の中日戦(バンテリンD)以来96日ぶりに先発出場。だが、2打席連続三振に加えて守備でも精彩を欠いて4回で交代を命じられ、試合後にはファームでの再調整が決まった。

 阿部慎之助監督(45)は「誰が見てもアウトにしてほしいのに、普通にセーフになっちゃう。しっかり守ってほしかったし、ピッチャーに迷惑かけて、決して難しい打球処理じゃなかったと思うので。そこらへんまだ1軍では使えないのかなって僕は思いましてすぐ代えました」とし、「湯浅と交代」と湯浅大内野手(24)との入れ替えを明言した。

 この日は、前日まで「6番・三塁」に入っていた坂本勇人内野手(35)が7試合ぶり今季21度目のベンチスタート。愛知県出身の中山が地元での試合でスタメンに抜てきされた。

 だが、相手先発右腕・メヒアに対し、1―0で迎えた2回の第1打席は無死二塁でスライダーに空振り三振。2―0で迎えた4回の第2打席は先頭で内角高め直球を見逃して三振に倒れ、その裏の守備からベンチに下がった。

 守備では先発左腕・井上が2回先頭の4番・細川を打ち取った三ゴロを一塁へ高投(記録は内野安打)していた。

 中山は今月3日に再登録されたばかり。3日のヤクルト戦、6日の広島戦(ともに東京D)ではいずれも代打で安打を放ったが、その後は4打席連続三振だった。

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