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100年前、金栗四三さんがたどりつけなかったゴール 同じ熊本出身の赤崎暁が6位「完走できて良かった」

スポニチアネックス / 2024年8月10日 18時4分

<パリ五輪・男子マラソン>6位でゴールし日の丸を掲げる赤崎(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パリ五輪第16日 男子マラソン(2024年8月10日 パリ市庁舎─アンバリッド(廃兵院)の42・195キロ)

 男子マラソンが行われ、赤崎暁(26=九電工)が、2時間7分32秒の自己ベストをマークして日本勢トップの6位に入った。

 「ちょ~楽しかったっす。もう最高です!入賞できたことがうれしかったっす。いや、もう今までほんっと一番最高でした。最高な一日だった」

 1924年以来、100年ぶりにパリで開催された夢舞台。100年前にパリを駆けたのが、「日本マラソンの父」とも呼ばれ、箱根駅伝の開催にも尽力した金栗四三さんだ。

 金栗さんはパリで途中棄権。あれから100年。金栗さんと同じ熊本県出身の赤崎が、金栗さんがたどり着けなかったゴールを笑顔で迎えた。

 「今回の目標は最低限ゴールしようと思っていた。完走できてよかった」

 大会前の自己ベスト2時間9分1秒は出場81選手中、75番目。夢舞台で大躍進した26歳には、明るい未来が広がっている。

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