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巨人・阿部監督 ヘルナンデスを絶賛「凄い対応力」「野球に対する姿勢が素晴らしい」「研究熱心」

スポニチアネックス / 2024年8月10日 18時7分

<中・巨>中日に勝利し、ナインをハイタッチで迎える阿部監督(中)(撮影・椎名 航)

 ◇セ・リーグ 巨人2―0中日(2024年8月10日 バンテリンD)

 巨人の新助っ人、エリエ・ヘルナンデス外野手(29=ドミニカ共和国)が10日の中日戦(バンテリンD)で初回に先制の8号ソロを放つなど、チームの全2打点を叩き出して勝利に貢献した。

 「3番・中堅」に入って先発出場。初回、2死走者なしの場面で入った第1打席で相手先発右腕・メヒアが2ストライクから投じた3球目スライダーを左翼スタンドへ叩き込むと、1―0で迎えた3回、1死一塁で入った第2打席では、吉川が二盗を決めた次の6球目スライダーを今度は右中間への適時二塁打とした。

 結局、巨人打線は6安打2得点。井上、ケラー、バルドナード、大勢の完封リレーで逃げ切った。

 ヘルナンデスの本塁打は3日のヤクルト戦(東京D)で相手先発左腕・高橋から5回に7号2ランを放って以来6試合ぶりで、この時の巨人先発投手もこの日と同じ井上。本塁打したボールは初球スライダーだった。

 巨人は前夜のカード初戦で先発左腕・又木が初回5失点KOされるなど今季ワーストタイの9失点で大敗を喫しているだけに、阿部慎之助監督(45)は「今日はなんとしても先制点ほしいなって思ったんで、大きな1点だったと思います」とコメント。

 「凄い対応力してるなってのは思いますし、彼の野球に対する姿勢だったりっていうのはやっぱ素晴らしいので、ずっと継続してほしいし、多分日本の野球の、日本のピッチャーのレベルの高さも十分に多分わかってるはずなんで。研究熱心ですから。これから多分、200打席以上立ってるんで、また打ってくれると思います」と絶賛していた。

 ▼ヘルナンデス (初回の先制弾について)打ったのは高めに浮いたスライダーです。甘い球を見逃さず捉えることができました。先制できて良かったです。

 ▼ヘルナンデス (2点目の適時二塁打について)追い込まれていたのでコンタクトを心がけていました。追加点が取れて良かったです。

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