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第1回高校女子相撲選手権 新井田、雪本、後藤が各階級で初代優勝者に!団体戦は金沢学院大付がV

スポニチアネックス / 2024年8月10日 21時37分

全国高校女子相撲選手権の各階級優勝者(左から)軽量級・新井田未徠、中量級・雪本慈、重量級・後藤なぎさ

 第1回全国高等学校女子相撲選手権大会が10日、東京都立川市のアリーナ立川立飛で開催された。軽量級(60キロ未満)、中量級(75キロ未満)、重量級(75キロ以上)の3階級に分かれた個人戦と、3人制の団体戦が行われ、高校日本一を懸けて計40人の選手が熱戦を展開した。

 軽量級は、青森・三本木農業恵拓高3年の新井田未徠(にいだ・みらい)が頂点に立った。今年4月の国際女子選抜堺大会では大学生や社会人も含めた軽量級(65キロ未満)で3位に入った実績もあるが、優勝は今回が初めて。「最初は日本一が目標だったけど(今は)世界大会という目標がある。(日本代表に)選ばれるために全部の大会で優勝して、世界で活躍したい」と今後の抱負を語った。

 中量級は、鳥取城北高1年の雪本慈(あず)が優勝。準決勝では、世界ジュニア選手権中量級日本代表の岸本はな(静岡・飛龍2年)を熱戦の末に寄り倒しで破った。決勝は鳥取城北の1年生対決となり、雪本が石川昊愛を寄り倒し。「絶対に優勝するという気持ちだったのでうれしい」と喜びを表した。

 重量級は、鳥取城北高2年の後藤なぎさが制した。5月の全日本体重別大会ジュニア重量級準優勝の実績を持ち、9月にポーランドで行われる世界ジュニア選手権無差別級と団体戦の日本代表が決まっている。高校日本一のタイトルを手に入れ「高校3年間のうちに世界一になりたい」と次の目標を掲げた。なお、世界ジュニア選手権重量級日本代表の阿部なな(金沢学院大附属1年)は個人戦には出場しなかった。

 団体戦は、阿部ななを擁する石川・金沢学院大附属が優勝した。鳥取城北や京都両洋など女子相撲の強豪校を次々と撃破。男子では大相撲で活躍する幕内・遠藤(33=追手風部屋)や元幕内の炎鵬(29=伊勢ケ浜部屋)らを輩出した名門が、初代優勝校として女子相撲の歴史にも名を刻んだ。

 ▽軽量級 準決勝

川口紗葵(鳥取城北1年) 寄り切り 原田美涼(京都両洋3年)

新井田未徠(青森・三本木農業恵拓3年) 上手投げ 平口幸芽(静岡商業2年)

 ▽決勝

新井田未徠 上手投げ 川口紗葵

 ▽中量級 準決勝

雪本慈(鳥取城北1年) 寄り倒し 岸本はな(静岡・飛龍2年)

石川昊愛(鳥取城北1) すくい投げ 鈴木志歩(神奈川・日大高3年)

 ▽決勝

雪本慈 寄り倒し 石川昊愛

 ▽重量級 準決勝

新納小春(大分・楊志館2年) 寄り倒し 藤嶋由菜(石川・金沢学院大附属1年)

後藤なぎさ(鳥取城北2年) はたき込み 島袋心海(鳥取城北2年)

 ▽決勝

後藤なぎさ すくい投げ 新納小春

 ▽団体戦 準々決勝

京都両洋A 3―0 日大東北(福島)

金沢学院大附属(石川) 2―1 大分県

静岡県 2―1 鳥取城北C

鳥取城北B 3―0 新潟県

 ▽準決勝

金沢学院大附属 3―0 京都両洋A

鳥取城北B 2―1 静岡県

 ▽決勝

金沢学院大附属 2―1 鳥取城北B

○藤嶋由菜 上手投げ 島袋心海 

○谷口愛 押し出し 新阜夏夢 

 阿部なな 上手投げ 後藤なぎさ○

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