オリックス・宮城「何が何だか分からない状態」5年目で初の4連敗…チームも昨季に並ぶ53敗目

＜ロ・オ＞力投する宮城（撮影・白鳥　佳樹）　　　

　◇パ・リーグ　オリックス1―3ロッテ（2024年8月10日　ZOZOマリン）

　オリックス・宮城が報われない。7回0/33失点の力投でも5年目で初の4連敗。「大事なところで打たれていますし、そこは変わらないので」と責任を背負った。

　集中打を浴びた過去3戦と違って連打を許さなかった一方、4回は佐藤に先制を被弾し、6回1死二塁では石川慎に決勝の中前打を献上した。8回無死一、二塁で降板し、今季はロッテに対戦防御率2・40で4戦4敗。「今はちょっと何が何だか分からない状態なんで。どういうピッチングしても必ず失点していますし、ゼロでできる投手だと僕は思っている。めげずに最後までやりたい」と前を向いた。

　主砲・森が6回に自打球を左膝付近に当てて直後の守備から交代を強いられるアクシデントもあり、今季100試合目で昨季に並ぶ53敗目を喫した。（阪井　日向）