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手負いの早田ひな 戦い抜いた団体銀メダル「最後まで試合をすることができて幸せ」

スポニチアネックス / 2024年8月11日 1時53分

<パリ五輪 卓球女子団体決勝>銀メダルを胸に笑顔の(左から)平野、早田、張本美(撮影・小海途 良幹)

 ◇パリ五輪第16日 卓球(2024年8月10日 パリ南アリーナ)

 女子団体戦の決勝が行われ、日本は中国に0―3で敗れて銀メダルとなった。悲願の金メダルには届かなかったが、12年ロンドン銀、16年リオ銅、21年東京銀に続く4大会連続表彰台。中国が5連覇を達成した。

 シングルス銅メダリストで左腕を痛めている早田ひな(24=日本生命)は、団体準決勝までの3試合は平野美宇(24=木下グループ)とのペアでダブルスに出場したが、この日は張本美和(16=木下グループ)とのペア。「ぶっつけ本番みたいな形でした」と早田は言う。練習時間は前日とこの日で2、3時間でも、世界1位の陳夢・王曼〓組をあと2点で勝利というところまで追い詰めた。

 早田は混合ダブルスは1回戦敗退、シングルス銅、団体銀でパリの夢舞台を終えた。「腕を怪我してしまってそこから卓球できないかなってくらいまで追い込まれたけど、周りの方々が支えてくれて、ここまでやりきることができた。最後まで試合をすることできて幸せだった」と振り返った。

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