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【サッカー女子】“女王”マルタ無念の涙…ブラジル悲願Vならず 米国との決勝でまたも敗れ3度目の銀

スポニチアネックス / 2024年8月11日 3時1分

<パリ五輪サッカー女子 ブラジル・米国>準優勝に終わり試合後、エリアス監督(中央右)から優しく抱きしめられるブラジル代表マルタ(ロイター)

 ◇パリ五輪第16日 サッカー女子決勝 ブラジル0―1米国(2024年8月10日 フランス競技場)

 パリ五輪サッカー女子は10日に決勝戦が行われ、世界ランク9位ブラジルは同5位の米国に0―1と敗戦。04年アテネ、08年北京大会に続き3度目となった米国との決勝でまたも敗れ悲願の初優勝ならず。16年ぶり3度目の銀メダルとなった。

 ブラジルは2試合出場停止処分を受けた38歳の“女王”FWマルタが復帰しベンチスタート。試合は前半から激しい攻防となり、開始早々にFWルドミラがシュートを放つなど攻め立てたが無得点のまま前半終了。米国の攻撃もGKロレナの好守など守備陣が奮起し、0―0で後半へ折り返した。

 すると後半は一転して劣勢となり同13分、FWスワンソンにDFラインの裏をつかれ失点。追いかける展開なったブラジルは同16分にFWマルタを投入。反撃を狙ったが後半アディッショナルタイム、MFアドリアナのシュートが相手GKにファインセーブされゴールならず。米国守備陣を最後まで崩せず0―1で惜敗。悲願の金獲得とはならず。米国との3度目の決勝でも敗れ、またも銀メダルに終わった。

 年内で代表を引退する意向を示しているFWマルタは今大会4試合に出場し、無得点1アシスト。6度目の五輪にして初めて無得点のまま終了するも04年アテネ、08年北京大会に続き3度目の銀メダル獲得に貢献。これまで国際サッカー連盟(FIFA)の女子最優秀選手賞を6度も受賞するなど輝かしい実績を誇り、男子ブラジル代表で「王様」と呼ばれた故ペレさんにちなみ「スカートをはいたペレ」とも称された国民的英雄は試合後、エリアス監督と熱い抱擁を交わすと目に浮かぶ涙を拭う場面があった。

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