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大谷翔平 怪物新人の前に2三振含む3打数無安打 ラックス連続適時打、T・ヘルナンデス一発で4点リード

スポニチアネックス / 2024年8月11日 10時21分

5回、スキーンズ(手前)から空振り三振に打ち取られるドジャース・大谷(撮影・西尾 大助)

 ◇ナ・リーグ ドジャース―パイレーツ(2024年8月10日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が10日(日本時間11日)、本拠でのパイレーツ戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席は怪物新人ポール・スキーンズ投手(22)の前に一ゴロ、第2、3打席は空振り三振に打ち取られた。

 大谷とスキーンズの第2ラウンド第1打席はスキーンズに軍配が上がった。初球は内角の98マイル(約157.7キロ)速球で見逃しストライク。2球目は低めに沈むシンカーを引っかけさせられ、一ゴロに倒れた。しかし、2番のT・ヘルナンデスが二塁打で出塁すると、2死後にラックスが適時二塁打を放ち、幸先よく先制点を奪った。

 第2打席は1―0の3回無死一塁の場面。この打席はカウント2―2と追い込まれると、最後は外角のボールゾーンに逃げるシンカーにバットが空を切り、空振り三振に終わった。その後、T・ヘルナンデスに安打が出て2死二、三塁を演出すると、ラックスが右前に2点適時打を放ち、3―0にリードを広げた。

 第3打席は5回1死走者なしの場面。この打席もカウント2―2と追い込まれると、最後はカーブにタイミングを外されて2打席連続三振に倒れた。その後、T・ヘルナンデスに26号ソロが飛び出し、スキーンズは自己ワースト4失点と怪物新人を攻略した。

 両者の初対決は6月5日。第1打席はスキーンズが全球100マイル以上の速球を投じて空振り三振に打ち取ったが、第2打席は大谷が中越え本塁打、第3打席でも右前打でやり返し、見応えのある勝負を展開した。大リーグ公式サイトのインスタグラムは2人の顔写真を並べて「ビッグマッチアップアラート」と試合前に投稿。注目の両者の対決をあおった。

 優勝争いでもナ・リーグ西地区地区2位のパドレスが今季最長タイ7連勝で首位のドジャースを猛追中。ドジャースは8月に入って4勝3敗と踏ん張りどころだ。

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