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【甲子園】鳴門渦潮4番兼エース岡田が185球完投で完全燃焼 県大会4完投の鉄腕、異例続投も敗退

スポニチアネックス / 2024年8月11日 10時49分

<鳴門渦潮・早稲田実>鳴門渦潮先発の岡田(撮影・長嶋 久樹)

 ◇第106回全国高校野球選手権大会第5日・1回戦 鳴門渦潮4―8早実(2024年8月11日 甲子園)

 鳴門渦潮が早実に4―8で敗れ、2008年以来16年ぶりの初戦突破を逃した。

 エース右腕で4番打者の岡田力樹(3年)が計185球で8失点完投も勝利にはつながらなかった。

 2―0の2回に一挙3失点で逆転を許しながら、3回から3イニング連続無失点と修正した。6回から4イニング連続失点と疲れを隠せなかったものの、最後までマウンドを譲らなかった。

 徳島大会の全5試合に登板して4完投。県大会では秋春と初戦負けを喫してから「先発完投型」を目指して体力向上に励み、フル回転で聖地へと導いた。

 その努力の成果を聖地でも余すことなくぶつけた。8回終了時点で170球を数えながら9回も続投。計13安打を浴びながらもエースとしてマウンドを譲らなかった。

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