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大谷翔平 怪物新人との注目対決第2Rは完敗 2三振含む3打数無安打 チームは2連勝も打率3割切る

スポニチアネックス / 2024年8月11日 12時42分

5回、スキーンズ(手前)から空振り三振に打ち取られるドジャース・大谷(撮影・西尾 大助)

 ◇ナ・リーグ ドジャース4―1パイレーツ(2024年8月10日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が10日(日本時間11日)、本拠でのパイレーツ戦に「1番・DH」で先発出場。怪物新人ポール・スキーンズ投手(22)との2度目の対戦となったこの日の対戦は2三振を含む3打数無安打に封じ込まれた。8月の月間打率は.182で今季打率は.2997に低下し、首位打者からリーグ3位に陥落。リーグトップに立つ本塁打でもブレーブスのマルセル・オズナ外野手(33)が35号を放って並ばれた。チームはスキーンズから4得点して快勝し、2連勝。今季最長タイ7連勝と波に乗るナ・リーグ西地区2位のパドレスとの2.5ゲーム差を堅持した。

 大谷とスキーンズの第2ラウンドはスキーンズに軍配が上がった。初球は内角の98マイル(約157.7キロ)速球で見逃しストライク。2球目は低めに沈むシンカーを引っかけさせられ、一ゴロに倒れた。しかし、2番のT・ヘルナンデスが二塁打で出塁すると、2死後にラックスが適時二塁打を放ち、幸先よく先制点を奪った。

 第2打席は1―0の3回無死一塁の場面。この打席はカウント2―2と追い込まれると、最後は外角のボールゾーンに逃げるシンカーにバットが空を切り、空振り三振に終わった。その後、T・ヘルナンデスに安打が出て2死二、三塁を演出すると、ラックスが右前に2点適時打を放ち、3―0にリードを広げた。

 第3打席は5回1死走者なしの場面。この打席もカウント2―2と追い込まれると、最後はカーブにタイミングを外されて2打席連続三振に倒れた。その後、T・ヘルナンデスに26号ソロが飛び出し、スキーンズは自己ワースト4失点と怪物新人を攻略した。

 4―0の7回無死二、三塁で迎えた第4打席は、相手ベンチは大谷を申告敬遠。次打者はこの日一発を含む3安打と当たっているT・ヘルナンデスだったが、大谷を歩かせて塁を埋める選択をした。大谷がバットを置いて一塁に歩くと、地元ファンは相手に大ブーイングを浴びせた。追加点を奪う絶好のチャンスだったが、T・ヘルナンデス、フリーマン、ラックスが打ち取られ、無死満塁の好機を生かせなかった。

 両者の初対決は6月5日。第1打席はスキーンズが全球100マイル以上の速球を投じて空振り三振に打ち取ったが、第2打席は大谷が中越え本塁打、第3打席でも右前打でやり返し、見応えのある勝負を展開した。大谷は今夏球宴でスキーンズとの対戦に言及。「初対戦の1打席目は速すぎて見えなかったですね。ボールがミットに収まってから振ってるような感覚だった」と回想し、また「2打席目のホームランはなんか適当に振ったら当たりました。フフフ」と冗談交じりに笑いながら答えた。大リーグ公式サイトのインスタグラムは2人の顔写真を並べて「ビッグマッチアップアラート」と試合前に投稿。注目の両者の対決をあおった。

 優勝争いでもナ・リーグ西地区地区2位のパドレスが今季最長タイ7連勝で首位のドジャースを猛追中。ドジャースは8月に入って5勝3敗と勝ち越しはしているが、ここが踏ん張りどころだ。

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