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【甲子園】報徳学園・大角健二監督はエース今朝丸を援護できず「…申し訳なかった」

スポニチアネックス / 2024年8月11日 18時27分

<報徳学園・大社>初戦敗退となり、うつむく報徳学園ナイン(撮影・中辻 颯太)

 ◇第106回全国高校野球選手権 報徳学園1―3大社(2024年8月11日 甲子園)

 報徳学園の大角健二監督(44)は「予想以上に相手が強くて完敗です」と認めた。

 7回途中3失点のエース今朝丸については「立ち上がりはちょっとミスも絡んだ失点だったので、ちょっともったいない失点でしたが、それ以降は立ち直って、流れも呼び込んでくれた」とねぎらった。

 続けて、「もうちょっと攻撃の方で彼を助けることができたらよかったんですけど、それができなくて最後まで行ってしまって、彼には申し訳なかった」と援護できなかったことを悔やんだ。

 それ以上に相手の先発・馬庭優太が素晴らしかった。

 大角監督は「(報徳学園は)左打者が多い中、外のストレートをしっかり投げきられた。それに対して準備もしてたが、手が出ないくらい投げきられた。外のストレートに角度があるのと、ボールが適度に荒れて、左打者のインハイに食い込んでくるようなシュート系のボールに手が出てしまった。ワイドに使われたというイメージが左打者にはあったみたいですね」と振り返った。

 2年連続センバツ準優勝で迎えた今朝丸ら3年生最後の夏だった。

「今年は春夏と甲子園に出られて、段階を踏んで来た。本来はもっと甲子園で春以上にいい色のメダルをということでやってくれてたんですけど。まずはいろんな評価や苦労があった中で、よく甲子園に連れてきてくれたなと。感謝の気持ちしかないです」と感謝した。

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