U15代表ENEOS・大久保監督次男・遼「負けないように頑張りたい」1メートル74、95キロの有望株

U15日本代表の合宿で打撃練習する大久保

　侍ジャパン・井端弘和監督（49）が指揮を兼務し、コロンビアで16日から行われる「U15ワールドカップ」に出場するU15日本代表が11日、千葉県内で直前合宿2日目を迎えた。チームは中学生20人で構成し、ENEOS・大久保秀昭監督の次男・遼（はるか）が参加している。

　東京ヴェルディボーイズに所属し、1メートル74、95キロで右投げ右打ちの有望株は「全国の中学生から選ばれたメンバー。周りのレベルは高いが、負けないように頑張りたい」と意気込んだ。投手、捕手、一塁手を兼務する。

　憧れの存在である父からは「頑張ってこい」と言葉を贈られたという。「野球を教えてくれる」と感謝する父に世界一達成の報告をすることを目標に、コロンビアでのワールドカップに臨む。

　チームはこの日、初の試みで高校生との練習試合を実施。今春選抜にも出場し、夏の千葉大会も8強入りした中央学院（千葉）の3年生相手に、7回制を1―1で引き分けた。大久保は延長8回のタイブレーク練習で代打で出場し、見逃し三振を喫した。