合わせて3482安打 レジェンド2人が挙げた現役最強打者 掛布氏「ミスらない」慶彦氏「内容すごい」

掛布雅之氏

　現役時代、阪神の4番打者として君臨した掛布雅之氏（69）が11日に更新されたYouTube「よしひこチャンネル」にゲスト出演。ホスト役の元広島・高橋慶彦氏（67）と一人のスラッガーを称賛した。

　ともに昭和の時代に阪神と広島の主力として活躍したレジェンドトークの最終回。パ・リーグを独走するソフトバンクの強さに話題が及んだ時、掛布氏が要因として挙げたのが一人の選手の起用法だった。

　「やっぱり、あの近藤という選手を5番に置いたのが、でかいな」。この説に、すかさず慶彦氏も「めっちゃ目立たないけど、内容すごいです」と呼応した。

　掛布氏は「たまーに（試合を）見るけど、すごいわ、あのバッター」と感嘆交じりにコメント。慶彦氏が「飛ばすし…」と特徴を挙げると、後を引き継いで、「飛ばすし、ミスらないしな」と語った。

　「投高打低」の傾向が両リーグともに顕著な中、柳田（現在、戦線離脱中）、山川と組む主軸は他球団投手陣の脅威となっている。

　2人の違いに関し、「山川は派手だけどね」と慶彦氏が言えば、掛布氏も「柳田も派手だけど、（近藤は）すごいシンプルやん」と独特の表現で近藤の魅力を口にする。掛布氏が「それをよう5番に持っていったよね、小久保監督も」と指揮官の手腕に触れると、慶彦氏は「まあ、選手がたくさんいるんで」と球団の“底力”を称えた。