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日本選手団・尾県団長が選手への誹謗中傷に言及「社会全体の問題」閉幕後もアフターケアへ

スポニチアネックス / 2024年8月11日 20時19分

尾県貢団長(撮影・平嶋 理子)

 パリ五輪日本選手団の尾県貢団長(65)が大会最終日の11日、パリ市内で総括会見を開いた。10日終了時点で金18、銀12、銅13の計43個のメダルを獲得。金メダル数、総数ともに海外開催で最多を更新した。

 コロナ禍の自国開催で大きなアドバンテージがあった21年東京五輪は金27を含む57個。「東京で活躍した選手にプラスして新しい選手も台頭し、育成、強化がうまくいった。現場とJOC(日本オリンピック委員会)が連係をした成果」と誇った。

 今大会はSNSなどによる選手に対する誹謗(ひぼう)中傷が深刻化。早い段階で警告メッセージを出して対応し、尾県団長は「世界から注目を浴びる五輪は社会の縮図だと思っている。誹謗(ひぼう)中傷はスポーツ界のみならず社会全体の問題。どう軽減するかを社会にも発信できると思い、声明を出した」と強調した。

 今大会は選手の相談窓口を設置し、LINE、メールなど相談方法のオプションも増やした。選手からはメンタルヘルスに関する相談が10件以上寄せられ、既にSNSの運営事業者に通報してメッセージの削除を要請。今後もJOC内に相談窓口の設置を継続する方針で閉幕後のアフターケアにも気を配っていく。

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