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ロッテ 種市が96球の完投勝利で7勝目 ZOZOマリンでは初完投 9回は「僕が主役、の気持ち」

スポニチアネックス / 2024年8月11日 21時41分

<ロ・オ>今季初の貯金12。笑顔の種市(左)、藤岡(撮影・長久保 豊)

 ◇パ・リーグ ロッテ6ー1オリックス(2024年8月11日 ZOZOマリン)

 ロッテは投打がかみ合ってオリックスに快勝。先発・種市はわずか96球で2安打1失点。5月22日の西武戦以来、今季2度目の完投勝利で7勝目を挙げた。

 意外にも本拠ZOZOマリンではプロ初の完投勝利。試合後、お立ち台に上がった右腕は「マリンで完投がないのは知っていた。9回は“僕が主役”ぐらいの気持ちでマウンドに上がった。最高に気持ちいい」と喜んだ。

 「変化球を低めに集めたのが球数が少なくなった要因だと思う」と種市。完投は毎試合狙っており、「本当は完封したかった。次は“マダックス(100球未満の完封)”ができるように」と振り返った。

 今季はメッツ・千賀から贈られたグラブを使用しており、前回登板から「癖が出るから」と同じ千賀モデルのものを2センチほど大きくした。吉井監督も「5回100球の投手が96球で完投。ビックリです」と話した。

 チームは7試合を残して今季のオリックス戦の勝ち越しが決定。これまで5度、貯金11までいったが、次の試合は敗れてことごとく壁に跳ね返されていた。「6度目の正直」で勝利して、ついに初の貯金12とした。

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