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視聴方法増えたパリ五輪 テレビ関係者「今後石川佳純さんのような逸材探しが大事」地上波は強み必要に

スポニチアネックス / 2024年8月12日 8時31分

石川佳純さん

 パリ五輪では、五輪の民放配信サービスが1本化され、TVerの「ほぼ全競技配信」が実施された。NHKは動画配信サービス「NHKプラス」で同時、見逃し配信も行った。各局は柔道や卓球、体操、陸上などの注目競技を生中継したため、生中継されなかった馬術や射撃などを動画配信で楽しんだ人も多かった。

 動画配信で自分の見たい競技が見られるようになり、視聴方法が広がった。テレビへの影響も注目されたが、テレビ局幹部は「そこまでの影響はない。時差の関係で深夜にもかかわらず、視聴率は2桁取れている。さらに、深夜に行われるため、見られなかった視聴者からニーズがある。翌日の情報番組でたくさん紹介しようと、各局ともに翌日には映像を使って目いっぱい放送。その結果、朝の情報番組の個人視聴率が開幕前より上がった番組もある」と語る。

 別の関係者は「動画配信でリアルタイムで好きな種目が見られるようになったが、深夜で2桁取っている五輪はやはり国民の関心が高い。高い放送権料を支払っているのだから、その分活用しないと。翌日に見たい人も多く、ニュース番組でたっぷりと映像を使いながら振り返っている。今後は配信にはない、地上波だからこその強みを押し出すことが大事になってくる。例えば、フジテレビの石川佳純さんのように好感度の高い人がキャスターをするのは強みになる。インタビューをリアルタイムだけでなく、翌日のニュース番組でやることでも視聴者が注目する。今後石川さんのように視聴者に受け入れられ、知識も語りの力もある人を探して起用していくことが大切になっていくでしょう」と話している。

 4年後の次回夏季五輪は米ロサンゼルス開催。16時間の時差があり、今回のようにリアルタイムでの視聴率はあまり期待できない。配信という“ライバル”が増えた中で、各局がどのような対策を打ち出していくのか注目される。

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