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ソフトバンク・スチュワート 勢いとまらん7勝目!好投7回2安打零封で自身6連勝 マジックは33に

スポニチアネックス / 2024年8月12日 6時3分

<ソ・楽>先発したスチュワート(撮影・成瀬 徹)       

 ◇パ・リーグ ソフトバンク5―2楽天(2024年8月11日 みずほペイペイD)

 剛腕の勢いが止まらない。ソフトバンクのカーター・スチュワート投手(24)は11日、楽天戦に先発して7回を2安打無失点に抑えて7勝目をマークした。103球を投げて8三振を奪い、三塁を踏ませない好投。得点圏に走者を背負うのは1度だけと、ほぼ完璧な内容で自身6連勝とした。規定投球回に達していないが、防御率は1・94と1点台に突入。チームの優勝マジックは1つ減って33となった。

 マウンドにそびえる高い壁が完璧に相手の勢いを封じた。スチュワートが前日10日に17安打13得点と爆発した楽天打線を7回無失点に抑える好投。三塁を踏ませずに7勝目を挙げた。

 「昨日は昨日で忘れて。ゲーム開始から気にせずに入ろうと。いつも通りに0―0の試合だと思って全力で集中していきました」

 許した安打はわずか2本。3回2死での小深田の内野安打、4―0の7回2死でのフランコの中前打は完全に詰まっていた。唯一のピンチとなった2―0の6回1死二塁では浅村をスプリット、続く辰己をカーブで連続三振に抑えた。計8奪三振で相手打線を黙らせた。

 6月21日のロッテ戦から6連勝。来日6年目でキャリアハイを更新し続けている。自身が挙げる好調の要因は2つある。リリース時の意識とメンタル面の変化だという。

 「球を離す寸前までリラックスし、リリース時だけ力を入れることを続けて、抜け球と引っ掛かりが減った。あとはカウントに関係なく一球一球に諦めずに集中する気持ち。“まだアウトは取れる”と前までは思わなかったんだ」。オフから意識して続けてきたことが結果として表れている。

 5回5安打2失点だった前回2日の日本ハム戦から中8日で登板して好投。小久保監督は「前回は何か疲れてたけどリフレッシュして本来に戻っていた。今はローテの軸として回ってくれる投手なんで。非常に頼もしく思ってます」と称えた。2軍監督時代から見てきた指揮官の信頼は日に日に深まっている。

 ワイルドなヒゲ面も定着してきた。米人気俳優のキアヌ・リーブスのような伸ばし方だと聞かれ「ノー」と否定したが、「ヒゲがないと幼く見える。凄く若く見えちゃうんだ」と話した。球威だけでなく、風格と威圧感もなかなかだ。

 スチュワートが先発した試合でチームは6月8日のDeNA戦から8連勝。貯金を今季最多タイ32に戻し、優勝へのマジックを33とした。チームを波に乗せている右腕は「次もガチで頑張りましょう!」と頼もしく言った。(井上 満夫)

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